一月 元旦祭・初祈祷祭
「一年の計は元旦にあり」
毎年大晦日の夜から多くの参拝者の方が訪れ、来たる年も成海の大神さまとご縁を結ばれて、幸多き年となることを願う人々で連日賑わいます。
成海神社では元旦、どなた様でも参列できます。また、初祈祷には、家内安全、商売繁盛、心願成就等の祈願札のご用意がありますので、年頭の大計をお立てください。
二月 節分祭・豆まき神事
冬から春に変わる節目である節分は、鬼がやってくるときといわれ、1年でもっとも災いが起こりやすいとされています。鬼の人形に自身の厄を込めて豆をまき、無病息災を願います。
成海神社では毎年2000件以上の祈祷を行なっており、祈祷を終えた方にはだるまが授与されます。お役目を終えた2000個以上の古いだるま達が集積する、境内のだるま塚は冬の風物詩です。
厄を祓い、清々しい春を迎えましょう。
七月 夏越祭・茅の輪くぐり
茅(ちがや)という植物は、剣の様な姿をしており、葉も切れやすいことから、魔を切るとされ、古くから祓いの葉とされてきました。この茅で作ったしめなわを、直径6尺4寸の大きな輪にした「茅の輪」が参道に吊るされます。輪を3度、8の字にくぐることによって、正月から6月までの半年間の罪穢を祓い、残り半年の無病息災・諸難消除・健康長寿を御護り戴く夏の神事です。
成海神社では毎年、「海の日」の前の日曜日に行なっております。境内には屋台も出店し、かき氷や金魚すくいなどの夏の風物詩を楽しんで頂けます。
十月 例祭・鳴海祭(裏方)山車まつり
五穀豊穣を祈願する例祭は、毎年10月第2日曜に行われます。丹下・北浦・花井・城之下の4町の山車4両と神輿が町を練り歩き、たくさんの観客で賑わいます。
また、この神輿巡幸の際には、日本武尊が鳴海浦へ船出した故事を祝詞に奏し、木片一片を御舩として扇川に流す御舩流神事が行われます。
午後になると山車は成海神社へと向かい、1輌づつ本殿前に出て神楽を奉納する神上げ神事が厳かに行われる、秋の盛大な祭祀です。